活躍の場

川越工場は産業用強化ガラスを生産する主力工場です。1981年に設立、自社開発の大型水平強化炉・小型水平強化炉を中心に、全自動切断研磨加工機や印刷機などを使用して、家電や照明器具、ショーケース、住設、遊技機器など多岐にわたるメーカーへガラス製品を供給しています。

ガラスの加工設備はほとんどがコンピュータ制御されており、自動化によるコストダウンと品質向上・生産性向上を両立させることが最も重要なテーマです。設備管理の中枢にある保全グループは、これらの全ての設備のコンディションを掌握するため日々点検、メンテナンスを欠かすことはできません。ロボットのティーチングや加工設備の管理には電気・機械の基礎知識が極めて重要なポイントと言えます。ものづくりに強い関心のある方、設備導入やメンテナンス業務に興味のある方にとっては大いにやりがいを感じていただける職場です。

強化炉の温度制御ルーム

全自動切断研磨加工機

太田工場は自動車用ガラスに部品を組み付けるアッセンブリー作業を行っています。1969年開設の当社で最も歴史ある事業所ですが、常に新しい車種への対応と、フル稼働の生産で業容は拡大しています。

自動車にはフロントウィンドウ、サイドガラス（フロントドア・リアドア）、リアウィンドウなど３次曲面の特殊ガラス（合わせガラス・強化ガラス）が使われていますが、太田工場ではこれらのガラスを受け入れ、ガラスに様々な機能をもつ部品を取り付けてSUBARU社の生産ライン全車種に供給しています。重たいガラスの移動を自動搬送や簡易搬送などの工程改善により、女性にも働きやすい職場環境を実現しています。

工場の組立ラインを構築する保全技術係は、品質はもちろんのこと生産性が常に要求されるため技術者にとって大変やりがいのある仕事と言えます。

誰が作業しても品質のよい仕上がりができるよう現場を工夫

３次曲面の大きなフロントガラスに様々な部品を取り付けます

川本工場は複層・強化・合わせの建築用ガラスをワンフロアで生産できる総合工場です。

1992年に設立の当社では最も新しい事業所ですが、ヨーロッパ製の設備を稼働させ、短い納期に対応できることが特徴です。近年は、３種類の単独仕様ガラスから強化ガラスや合わせガラスを使った複層ガラス（複合製品）の需要も増えてきており、機能性は上がってきています。このため生産工程は複雑になる傾向にありますが、各工程の能力調整を行い適正な生産計画に基づき生産対応しています。

ほとんどの設備は海外製であることから、設備管理者である保全グループの役割は極めて重要で、日常の計画的な設備メンテナンスや長期的な設備保全計画に至るまできめ細かな対応が必要です。また、将来を見据えた新たな設備導入計画に関わる仕事は、一大プロジェクトであり大変やりがいを感じること間違いありません。

強化ガラスを生産する大規模な強化炉

複層ガラスのための自動複層ライン

産業硝子営業部（本社ビル内）

扱うガラス製品は家電品、住設、照明器具、遊技機器用など、多岐にわたります。グループ内工場や海外協力工場とも連携した生産により、お客様との直接取引を強みとして営業活動しています。

太田支店

群馬県太田市にある太田支店は、産業硝子営業部と連携し、東日本のお客様を中心に担当しています。グループ内工場と産業硝子営業部との製販一体できめ細かな営業活動を展開しています。

狭山支店

埼玉県狭山市にある営業拠点です。建築用のガラスの卸売りから大型物件のガラス工事までを請け負っています。受注・仕入れ・現場施工までを一貫して引き受けられるのが大きな特長です。施工のための技術資格として、ガラス施工技能士、建築施工管理技士などの資格がありますが、これらの資格をいち早く取得し、お客様のご要望にきめ細かく、短納期対応をしています。

社内の営業会議の様子

事務職はオフィス内でパソコンを使用してデータ入力や、社内外の必要書類の作成・処理・整理を行います。本社総務部では、採用・社員教育、給与や経理などに関わる事務を行っています。社員と会社をサポートする重要な役割を担っており、正確な事務が求められます。

また、工場の事務部門では、材料の仕入れ管理、生産スケジュール管理、製品出荷管理など多くの業務に携わり、社内外の連携とデータ処理でモノづくりに貢献しています。正確なデスクワークを得意とする方には、大変やりがいを感じていただけます。

本社の事務フロア

工場の事務室